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レバレッジとは?
FXという金融取引の最大の特徴の1つはこのレバレッジにあると思います。
このレバレッジの加減によって、FXはハイリスク・ハイリターンにも、ローリスクローリターンにもなり、投資にも投機にもギャンブルにもなるのです。

レバレッジとは「梃(てこ)」という意味であり、経済用語では、他人の資本を使うことによって、自分の資本のみの運営よりも、利益率を高める事を「レバレッジ効果」と呼びます。あたかも、「テコの原理」のように、少ない動きで大きく動かせるような事からこう表現されるのです。

FX取引においてのレバレッジとは、自分の所有する資金の何倍の額の取引をするか、の数字を表す言葉です。
FX取引業者を選ぶ際に、レバレッジを何倍まで効かせられるかは、重要な選考基準となります。多くの業者は50倍以内となっていますが、中には300倍まで効かせられる設定にしている業者もあります。

レバレッジの計算
例えば、FX取引業者の口座に12万円を預けたとしましょう。

そして、1米ドル=120円の時に、1万米ドルのポジションを建てるとすると
1万×120円=120万円で、レバレッジを効かせなければ120万円の資金が必要とされます。
12万円の資本で120万円の運営なので120万円÷12万円=10で、レバレッジは10倍となります。

同様に、12万円の資本で、1米ドル=120円時に、5万米ドルのポジションを建てると
5万×120円=600万円  600万円÷12万円=50  レバレッジは50倍です。

12万円の資本で、1米ドル=120円時に、10万米ドルのポジションを建てると
10万×120円=1200万円  1200万円÷12万円=100  レバレッジは100倍です。

このレバレッジの倍率の大きさが、そのまま損益の幅の大きさとなります。

レバレッジ10倍  1米ドル=120円の時点で、12万円の資本で1万米ドルの買いポジションを建てた場合
1米ドル=121円の円安になると  1万×1円=1万円で1万円の利益です。
1米ドル=119円の円高になると  1万×−1円=−1万円で1万円の損失です。
このように、1万米ドルのポジションを持っていると、米ドル対円の1円の値動きで1万円の損益となります。

レバレッジ50倍  1米ドル=120円の時点で、12万円の資本で5万米ドルの買いポジションを建てた場合
1米ドル=121円の円安になると  5万×1円=5万円で5万円の利益です。
1米ドル=119円の円高になると  5万×−1円=−5万円で5万円の損失です。

レバレッジ100倍  1米ドル=120円の時点で、12万円の資本で10万米ドルの買いポジションを建てた場合
1米ドル=121円の円安になると  10万×1円=10万円で10万円の利益です。
1米ドル=119円の円高になると  10万×−1円=−10万円で10万円の損失です。

このように、同じ資本でも、レバレッジを上げれば建てられるポジションの数が多くなり、相場の値動きに対する損益の幅が大きくなるわけです。

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