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FX取引での手数料
FX取引では、通貨を売買する際に手数料が掛かります。当然、たくさん売買をする取引手法のほうが手数料のリスクが高くなり、特に、ポジションを建ててその日のうちに決算する手法(デイトレード)の場合、手数料のわずかな差が、長期的な利益に大きく影響するものだと思われます。
手数料はFX取引業者によって異なり、業者を選ぶ際に最も重要視する点の一つだと思います。同じ通貨ペアを1万通貨売買するのにかかる手数料が、業者によって、100円のところもあれば1000円のところもあるのです。

FX取引において発生する手数料には「取引手数料」と「スプレッド」の2種類があります。以下、順に説明いたします。
取引手数料
通貨の売買が約定する際に発生する手数料です。「約定手数料」ともいいます。
大抵の業者は、1万通貨ごとに片道100円〜1000円の範囲内に設定しており、この手数料は無料の業者もあります。外国為替ならば、米ドル対円の交換で1万通貨ごとに片道1万円の手数料がかかるのと比べれば、格安の値段です。
また、デイトレードならば決算の際の手数料は無料としている(すなわち、片道分しかかからない)、業者もあります。
スプレッド
スプレッドとは相場の売値と買値の差の事です。スプレッドは狭いほうが有利なのです。
FX取引では、同時刻でも売値と買値は異なっており、この差がそのまま手数料となります。

例えば、1米ドル=115.20-25円と表記されている場合は、115.20が売値で、115.25が買値です。売値のことを「BIT」といい、買値のことを「ASK」といいます。BITとASK、両方を提示することを「2WAYプライス」といいます。
1米ドル=115.20-25円ならば、BITとASKの差は5銭で、このレートで1万米ドルを買い、直後に売った場合、1152500円→1万米ドル→1152000円となり、1152500円−1152000円=500円で、500円の損失となります。この損失分が手数料と考えてください。すなわち、スプレッドが5銭なら、買った時点から5銭上がって(あるいは売った時点から5銭下がって)ようやくプラスマイナスゼロになる訳です。

スプレッドは、同じ通貨ペアでも業者によって異なり、また、マイナーな通貨ペアほど大きい傾向にあり、もしくは値動きの激しい通貨ペアほど大きい傾向にあります。
大抵は、米ドル対円が一番スプレッドが小さく、次にユーロ対円、オーストラリアドル対円が小さく設定されていると思われます。対して、値動きの激しいポンド対円などはスプレッドが大きめになっています。
手数料と業者
「取引手数料」が無料でも「スプレッド」が広く設定されている業者もありますので注意が必要です。
例えば、Aという業者は取引手数料片道無料、スプレッド5銭
Bという業者は取引手数料片道100円、スプレッド3銭であったとします
AとB、それぞれの業者で1万通貨を往復させると
A・・・0円+500円=500円
B・・・200円+300円=500円
となり、結局同じ手数料なのです。

手数料は安いに越した事は無いのは当然ですが、手数料が安ければそこは良い業者、とは限りません。例えば、手数料が安い業者はスワップが安めに設定してある傾向があり、あまりポジションを売買せずにスワップの利益をメインにする手法ならば、手数料が高くてもスワップが高い業者のほうが有利となるでしょう。逆に、ほんの10銭利益が出ただけで決算するような短期決戦手法ならば、スプレッドの1銭の違いも重大なものとなります。
FX業者比較のコンテンツに手数料で比較のコンテンツがありますので、ぜひご参照下さい。