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メジャーな通貨の特徴
多くのFX取引業者が取り扱っている、メジャーな通貨の特徴を解説します。

【日本円】
わが国、日本の通貨です。JPYと表記します。日本人の投資家は、日本円対外貨、の通貨ペアが基本となるかと思います。
日本は貿易収支に頼っている国であり、資源の乏しい国でありますので、原材料の価格の変化に敏感に反応する傾向があります。また、アメリカとの関係が深く、アメリカの経済状況に大きく影響を受けます。
日本円の最大の特徴は政策金利の低さにあります。先進国で、世界有数の経済大国である国の通貨でこのような低金利(2007年時、0.5%)は極めて異例で、先進国の中でもダントツ1位の低金利であります。
そのため、FX取引では、スワップ狙いの為に売りに使われることが多く、米ドル対円、ポンド対円、など信頼性の高い通貨同士でスワップ利益を上げるには、円は格好の通貨となります。

【米ドル】
言わずと知れた、世界第一の経済大国アメリカ合衆国の通貨です。USDと表記します。
世界で行われる為替取引のほとんどは米ドルに関わっており、各国の外貨準備の比率も圧倒的に米ドルが高く、「世界の基軸通貨」の地位を誇っています。日本のニュースなどでよく使われる「円高」「円安」というのは、米ドルに対しての円の相対的な価値のことを指しています。
米ドルは、新聞・ニュース・ネット等から得られる情報量も多く、初心者が始めるのには最適な通貨と思われます。
世界で、戦争や大災害が起こった時、資金の緊急避難先として、安全性が高い米ドルが買われる、「有事のドル買い」という現象が起こることがあります。アメリカは世界1位の軍事力、経済力を持つ国家でありますので、アメリカが崩壊することは無いと考えられているからです。よって、スワップ狙いの長期保有にも有利な通貨と言えます。
しかし、アメリカにも貿易赤字などの問題点はあり、近年はユーロの追い上げもあって、世界の基軸通貨としての地位も絶対のものでは無くなって来ています。

【ユーロ】
ヨーロッパ13カ国が公式に採用している、統一通貨です。EURと表記します。
為替相場における取引量は米ドルと並び、米ドルと同程度の世界の基軸通貨としての地位を確立しています。ヨーロッパにて、ユーロに加盟するには経済状況等で厳しい基準をクリアせねばならず、安定性の高い通貨と言えるでしょう。
米ドル対円と比べ、ユーロ対円は値動きが激しいですが、米ドルの信頼性が低くなり売られると、その避難先としてユーロが買われる傾向があります。
近年、ユーロ圏の経済状況は好調で、ユーロ対円の相場はここ数年右肩上がりとなっています。
しかし、ユーロ加盟国には発展途上国や政治的に不安定な国も含まれており、経済格差や政治的リスクの問題点もあります。

【ポンド】
イギリスの通貨です。GBPと表記します。
かつて、第二次世界大戦以前は世界の基軸通貨でありましたが、現在は米ドルやユーロにその地位を譲っています。
ポンドのレートは、イギリスは北海油田を抱えていることから、原油価格に大きく影響される傾向があります。
イギリス経済は好調であり、物価も高いので高金利通貨となっております。
また、主要通貨としては流通量が少ないので、非常に激しい値動きとなっております。よって、短期決済狙いの通貨として運用される事が多いです。
また、その高金利から、スワップ狙いの通貨として運用される場合もありますが、レバレッジを低めに設定しておかないと、突然の一時的な激しい下落に対応できない可能性もありますので注意ください。

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